「欠陥住宅補償に安全網」
政府は十月に導入する欠陥住宅の被害を補償する新しい
保険制度について、官民による再保険を立ち上げる。
欠陥住宅保険は住宅瑕疵(かし)担保履行法が十月に全面
施行されるのに伴い新たに始まる。工務店、不動産会社な
ど新築住宅の売り主すべてに加入義務がある。
これまでも新築住宅は引き渡し後十年間に雨漏りなど欠陥
がみつかれば業者が補修や建て替えの責任を負っていた。
だが、2005年に発覚したマンション販売、ヒューザーなどの耐震
強度偽装問題では、マンション販売などが倒産して補修がなされ
ず二重ローンを背負う購入者も出た。このため倒産しても
補修費を確保できるように、新たな再保険制度を導入する
ことにした。やはりいざと言うときに役にたつようにしっ
かりと見直しをしていきたいと思いました。
坂倉