「入院医療費の定額制拡大」
厚生労働省は、入院医療費を病気ごとに一日あたりの定額
制とする「包括払い」方式の本格運用に乗り出す。高齢化
で増え続ける医療費の抑制につなげる。医療費は検査や投
薬などの医療行為ごとに定めた診療報酬を積み上げて算定
する「出来高払い」が原則で医療行為をすればするほど総
額は増える。これに対して「包括払い」は入院一日あたり
の医療費を病気ごとに定めて、定額とする。この方式によ
りコスト抑制効果が見込めるのと、一定期間がすぎると、
一日あたりの金額が減っていくため、入院日数削減につな
がるとの期待もあるようだ。病院も収入を得なければなら
ないので、この方式が患者さんなどの医療費の個人負担の
増加にならなけれなよいなと思いました。
坂倉