孤独死、自殺・・・アパート貸主に救いの手「死亡事故保険」
孤独死に自殺や事故、犯罪など、マンションやアパートの
一室が“現場”になることは多い。部屋のオーナーや管理会社
のリスクは増えるばかりだ。そんな現状に頭を痛めているのが、
アパート・マンションの貸主だ。
災害に備える保険はあっても、死亡事故に対する保険は皆無。
孤独死が社会問題化するなか、保障を求める声は日増しに高まっ
ていた。そんな声を受け、10月1日から少額短期保険を扱う
「アソシア」がオーナー向けに死亡事故が発生した際の「家賃
保障保険」を発売する。また、「エース損害保険」では今年4月
から物件の管理会社向けに「賃貸管理リスクガード」の発売を
始めた。「死亡事故の場合、管理会社がオーナーに改装費や家賃
補償のかわりに見舞金を支払うことが多い。この見舞金を上限額
200万円まで支払う保険」です。掛け金は月額で1室あたり100
~300円程度。100歳以上の高齢者の所在不明が報じられた7月以降
問合せ件数が増えているそうです。 【池谷】