原付バイクの利用者に直接訴えるために
排気量50cc以下の原付バイクの無保険車率は、登録台数の2割に及ぶことが、
国土交通省保障制度参事官室への取材でわかった。
50cc未満のバイクの登録台数は、区市町村でしか把握しておらず、同参事官室は
総務省から全国の車両台数を取り寄せ、自賠責保険加入者数や無保険車の実績
などから比率を割り出した。それによる全国の原付バイクの総数は、904万2122台。
原付バイクは税金が安いこともあり、ナンバープレートを付けたまま不動車と
して家庭などに保管してある場合も多い。実数が把握しにくいため、こうした
数字が明らかにされることは、極めて珍しい。
原付バイクの利用者に直接訴えるためには、インターネットなど、もっと身近な
ツールを利用するべきだ。
自動車保険の、任意保険ファミリーバイクに加入の方や、特約付加されている方へ
声をかけるようにしたいものです。
【田 邉】