アロマから火が出る
衣類乾燥機の中で、アロマオイルやエステ系オイルが付いた
洗濯物から火が出る事故が多発しているようです。
洗濯後もタオルの繊維のすきまに残っていたオイルが、
乾燥機の熱と空気に反応して高温の熱を発することが原因とされています。
現場の状況や消防技術安全所の再現実験などから
(1)タオルに付着した油分が乾燥機の熱風によって酸化した
(2)酸化に伴って発生した熱が放出されずに、温度が約400度以上まで
上昇して出火したことが分かったそうです。
乾燥機が稼働している間は同時に排気も行われているため、
出火温度には達しないといわれています。
アロマオイル等をふき取ったタオルなどを乾燥機内に放置したり、
乾燥直後に洗濯かごに詰め込んでしまうと、熱が発散されず、
温度が上昇し、出火の原因に繋がります。
お仕事やご趣味でアロマオイル等を使われる方は十分に注意して下さい。