山ガール必須!国内旅行保険
中高年や女性の登山ブームで、登山者は毎年増加していますが、今年は富士山の世界文化遺産登録の効果で、
さらに伸びると見込まれています。その増加と共に増えているのが山岳遭難事故。昨年の遭難者は前の年より
約12%増えて過去最高の2465人が遭難。そのうち、死亡・行方不明は284人。山岳遭難の発生件数も9%増の
1988件で、過去最多でした。
山岳遭難の場合、通常は地元の警察か消防が捜索・救助活動にあたり、それだけの場合は費用の負担はあり
ませんが、捜索のため民間ヘリを利用した場合は、一般的に1時間あたり約50万円かかり、また、地元の山岳
遭難防止対策協会のメンバーが出動した場合の人件費(日当1人当たり3~5万円)も捜索・救助される本人や
その家族が負担します。
旅行中に行方不明または遭難した場合など捜索活動等に費用が発生したときに備え、救護者費用等補償特約
が山登りするときは必須。
ピッケルなど登山用具を使用する登山やロッククライミングなどを計画している場合は、保険会社によって別の
特約をつけたり、割増保険料を支払うことで補償されます。
「保険のニュースより」 長山