茨城)裸足で歩くイベント、人気 常陸大宮
野球場の芝生の上を裸足で歩いたり走ったりするだけのイベントが人気だ。
常陸大宮市体育協会が昨夏から始めたもので、足裏を刺激して健康増進を図ってもらうのが目的だ。
今年は8日から9月12日までの金、土曜日のうち8日間予定されている。すでに市内外の100人が
申し込みを済ませた。「当日申し込みも大歓迎」と協会は呼びかけている。
生活様式の変化から、土踏まずのない扁平足(へんぺいそく)の子どもたちの増加が指摘されて
久しい。しっかり体を支えられず、少し歩いただけでも疲れる。外反母趾(がいはんぼし)や
骨の変形のほか、ひざや腰、首の疾患を引き起こすこともあるという。
扁平足を防ぐには足底の筋肉をつけ、鍛えるしかない。市体育協会の安野茂雄理事長が昨春、
大宮運動公園市民球場の外野に広がる芝生の茎・葉で足底を刺激、筋力アップにつなげることを
発案した。球場の有効活用にもなるため、試しに昨年8月に5日間やってみると、延べ148人が参加。
2回目の9~10月には、4日間で延べ180人に増えた。その多くがリピーターだ。
本日の担当:沼津店 山崎 (朝日新聞より)