デング熱、15都道府県で96人 台東区でも感染か
東京都渋谷区の代々木公園とその周辺に訪れていないデング熱の国内感染者が新たに
3人確認されたと、厚生労働省が10日発表した。
1人は千葉県に住む50代男性で、勤務先の東京都台東区松が谷周辺で蚊に刺され、
感染したとみられる。もう1人は神奈川県在住の20代男性で、東京都千代田区の外濠公園か
同港区の青山公園で感染したとみられるという。
すでに感染場所と判明している新宿中央公園でも1人確認された。新宿中央公園では2人目となる。
さらに代々木公園とその周辺でも新たな感染が確認され、今回のデング熱の国内感染は
15都道府県在住の計96人になった。うち、代々木公園周辺以外で感染したとみられるのは6人。
代々木公園とデング熱の関連が判明した後に、代々木公園周辺を訪れ、感染した人も出ている。
また、厚労省は、千葉市でデング熱に感染したとみられる60代男性について、ウイルスの
遺伝子配列が代々木公園周辺で感染した人のウイルスと一致したと、発表した。
代々木公園周辺で感染した人が、千葉方面に訪れて蚊にさされ、ウイルスを持った蚊に、
この男性が刺された可能性が高いとみられるという。
本日の担当:沼津店 山崎 (朝日新聞より)