タオル非常時は包帯に 高知で応急手当て研修

保険カンパニー

2014年09月26日 09:09

タオルや新聞紙など身近なものを使った応急手当てを学ぶ研修会が20日、
高知市丸ノ内の総合あんしんセンターで開かれた。

自主防災組織や自治体関係者ら約170人が、日本赤十字社県支部の
柚村誠・事業推進課長らの指導を受けた。

参加者は、両端を3分の1程度裂いたタオルを包帯の代わりにし、腕や足に
結びつけて止血する方法や、新聞紙を使って骨折した部位を固定する方法を学んだ。
「朝刊2~3日分で、十分な固定効果がある」と説明を受け、互いに手順を確認しあった。

大豊町の主婦吉永浜子さん(70)は「タオルがひと工夫で手当てに役立つとは
知らなかった。忘れないように、定期的に練習したい」と話していた。

南海トラフ巨大地震に備え、同支部が毎年、避難所の運営方法や心のケアなど様々な
テーマで研修会を開いている。21日は安芸市で、10月5日には黒潮町でもある。


本日の担当:学園通り店 野口 (読売新聞より)