地震保険19%値上げへ=来秋にも―政府・損保
政府と損害保険各社が家庭向け地震保険料を全国平均で19%引き上げる方針を
固めたことが4日、分かった。早ければ2016年秋にも実施する。
引き上げ幅は当初検討していた2~3割より抑える。しかし家計の負担は大きく、
保険加入の妨げになる恐れもある。
地震保険料は発生確率などに応じて決まり、都道府県や建物の耐震性により
引き上げ率は異なる。保険料改定は、昨年7月に平均15.5%値上げして以来となる。
保険金の支払率を決める損害区分も見直す。現在は保険金額が全額支払われる
「全損」と半額の「半損」、5%の「一部損」の3区分になっている。このうち半損を、
60%支払われる「大半損」と30%の「小半損」に分け、4区分とする。
本日の担当:沼津店 鈴木勝 (時事通信より)