慶大病院にiPS専門外来、難病患者に情報提供
慶応大病院(東京)は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の研究について難病患者の疑問に答える専門の
「iPSコンサルテーション外来」を来年1月に設置する、と発表した。
同外来ではパーキンソン病やALS(筋萎縮性側索硬化症)など14種類の難病に関し、遺伝性の病気や
幹細胞を研究する医師らが最新の研究や、将来の治療の見通しなどを情報提供する。
かかりつけ医が同病院に連絡したうえで、患者は受診する。
診断がつかずに悩む患者に対応する「未診断疾患外来」も設ける。かかりつけ医からの紹介を受けた患
者から血液5ミリ・リットルを採取したうえで、遺伝子を分析することで診断を試みる。
本日の担当:沼津店 杉山純司 (読売新聞より)