保険カンパニーのカラダとおカネのけんこうバナシ

ＡＩＵ保険は、国内企業向けにサイバー攻撃対応費用特約の販売を

開始した。企業が、外部からの不正アクセスなどによるサイバー攻撃

を受けて被害が発生した際に、その初期対応に要した費用を補償する。

対象となるサイバー攻撃は、１．ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｰｼｽﾃﾑの安全対策上の不備

を利用してﾈｯﾄﾜｰｸを経由してｱｸｾｽする行為。２．他人のＩＤやﾊﾟｽﾜｰﾄﾞ

をﾈｯﾄﾜｰｸなどを経由してｺﾝﾋﾟｭｰﾀに入力することで他人になりすまして

ｱｸｾｽする行為、３．悪性ｺｰﾄﾞの送付、４．ＤｏＳ攻撃　　の４つ。

社員がＷｅｂサイト閲覧してマルウェアに感染したことによる攻撃など

も含まれるという。同社では、個人情報ろうえいの調査などに対応した

保険商品はあるが、サイバー攻撃でのﾃﾞｼﾞﾀﾙﾌｫﾚｼﾞｯｸ調査を対象と

した保険商品は国内では珍しいのではないかとのこと。


　　　　　　　　　　　坂倉
  

ソニー損害保険は、自動車教習所に通う教習生を対象に、ｽﾏｰﾄﾎﾝ向け

無料アプリを使って安全運転を促進する取り組みを始めた。

「ドライバーズナビ」の安全運転診断機能について、自動車教習所専用テレビ

やパンフレットなどを通じて告知する取り組みや教習所での技能教習時に同

アプリを使うことができ、教習生の運転の特徴や傾向を自ら確認できるように

しようというもの。ドライバーズナビは、ソニー損保の契約者以外でも無料で

利用できる上、安全運転診断結果に応じて運転時の注意点を解説するアド

バイスも表示されることから、免許取得後の安全運転技術向上にも寄与でき

るとしている。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　坂倉  

政府の雇用戦略対話の作業部会は１５日、大学生や高校生の就職を支援するための「若者雇用戦略」の骨子案をまとめた。
ハローワーク窓口を大学に設置することや学校と企業を仲介して仕事に関する教育を支援する「地域キャリア教育支援協議会」を都道府県ごとに設けることを盛り込んだ。
大学のハローワーク窓口では、学生の目が届きにくい地元中小企業やベンチャー企業を積極的に紹介し、雇用のミスマッチ解消を目指す。
とのことです。今春卒業した大学生の就職率は昨年よりよかった。とのことです。
このような活動でもっと就職率が上がるといいなと思います。
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　野口  

大手生保４社が、保険商品に関する個人の相談に応じる拠点「来店型店舗」

の展開を加速している。首都圏の駅前や大型ショッピングセンターを中心に

出店を続け、2012年3月末の店舗数は。前年同月比280％増えた。４年前の

2.6倍の水準。家庭のプライバシー意識の高まりなどで、伝統的な訪問販売

が難しくなるなか、新型店舗を通じて顧客との接点を確保、販売強化につな

げる考えだ。


　　　　　　　　　　　　　　　坂倉  

フランでは、保険会社２社が、インターネット上の名誉棄損に対する保険を

提供している。この２社は、スイス・ライフとアクサで、この「ネットいじめ保険」

によって傷つけられたデジタル上での評判を再生するのである。

保険会社が専門会社を雇い、インターネットサイトの運営会社に陰湿なコメン

トやひぼう中傷、恥ずかしい写真などを消去するように圧力を加えさせる。

さらに専門家、クライアントの肯定的な情報をウエブサイトに書き込むのである。

検索エンジンで検索したときに、よい情報が最初にくるようにも工夫する。

それゆえに保険料も安くはない。スイス・ライフは月額10ユーロで、アクサは、

月々少なくとも17ユーロである。


　　　　　　　　　　　　　　　　坂倉