2009年07月31日
自動車保険料、60歳以上は割高に!!
大手損害保険各社が来春以降、60歳以上の高齢ドライバーの自動車保険料を引き
上げる方向で検討を進めている。
自動車保険の参考純率はこれまで保障対象を「全年齢」「21歳以上」「26歳以上」「30
歳以上」の4区分で計算し、高齢者は「26歳以上」「30歳以上」に分類されていた。今回
の見直しでは契約者の年齢にも着目して区分を八つに細分化し、30歳以上については
10歳ごとに刻み、「70歳以上」も設けた。
参考純率の引き上げは平均5.7%だが、事故率の高い高齢者では(10等級、家族限定)
70歳以上では19.9%となる。
高齢者区分の新設に踏み切った背景には高齢運転者が急増している事情がある。警視
庁の調べでは、60歳以上の運転免許保有者は08年末約1875万人で00年末の約1.5倍。
事故件数も約1.6倍になっている。
こうした背景より世代間の公平性を配慮した結果というしかし、一方では保険料の引き上
げが高齢者の保険離れ、車離れを招くとの警戒感も強い。健康相談など高齢者向けの新
サービスを提供できるかどうかが話題となりそうだ。
{岩田*佳代子}
上げる方向で検討を進めている。
自動車保険の参考純率はこれまで保障対象を「全年齢」「21歳以上」「26歳以上」「30
歳以上」の4区分で計算し、高齢者は「26歳以上」「30歳以上」に分類されていた。今回
の見直しでは契約者の年齢にも着目して区分を八つに細分化し、30歳以上については
10歳ごとに刻み、「70歳以上」も設けた。
参考純率の引き上げは平均5.7%だが、事故率の高い高齢者では(10等級、家族限定)
70歳以上では19.9%となる。
高齢者区分の新設に踏み切った背景には高齢運転者が急増している事情がある。警視
庁の調べでは、60歳以上の運転免許保有者は08年末約1875万人で00年末の約1.5倍。
事故件数も約1.6倍になっている。
こうした背景より世代間の公平性を配慮した結果というしかし、一方では保険料の引き上
げが高齢者の保険離れ、車離れを招くとの警戒感も強い。健康相談など高齢者向けの新
サービスを提供できるかどうかが話題となりそうだ。
{岩田*佳代子}
Posted by 保険カンパニー at 12:52│Comments(0)