2010年02月18日
過労と損害賠償
2月16日のニュースについて書かせて頂きます。
鹿児島県のあるレストランで働いていた元店長の男性が31歳の時「低酸素脳症」を
発症し意識不明になり、その後寝たきりの状態になったのは、長時間の時間外労働
などの過労が原因として、男性とご両親がレストラン経営会社に損害賠償を求めた
訴訟の判決が16日にありました。鹿児島地裁は因果関係を認め、未払いの残業代
と、寝たきりの状態になった時点から46年分の介護費用などを含む約1億9500万
円の支払いをレストラン経営会社に命じました。
テレビでこのニュースを見て、ご両親が意識の無い男性を24時間つきっきりで介護し
ている姿に、胸がつまりました。男性は現在35歳です。いわゆる「名ばかり管理職」と
して、休みはほとんど無く、残業は月200時間にも及んだとの事。
判決で出た損害賠償額は、額面だけを見ると高額のように思えますが、一人の若い男
性を寝たきりの状態にし、その介護に尽くすご両親の事を考えると、十分な金額とは思う
事が出来ないです。
【 水口 】
鹿児島県のあるレストランで働いていた元店長の男性が31歳の時「低酸素脳症」を
発症し意識不明になり、その後寝たきりの状態になったのは、長時間の時間外労働
などの過労が原因として、男性とご両親がレストラン経営会社に損害賠償を求めた
訴訟の判決が16日にありました。鹿児島地裁は因果関係を認め、未払いの残業代
と、寝たきりの状態になった時点から46年分の介護費用などを含む約1億9500万
円の支払いをレストラン経営会社に命じました。
テレビでこのニュースを見て、ご両親が意識の無い男性を24時間つきっきりで介護し
ている姿に、胸がつまりました。男性は現在35歳です。いわゆる「名ばかり管理職」と
して、休みはほとんど無く、残業は月200時間にも及んだとの事。
判決で出た損害賠償額は、額面だけを見ると高額のように思えますが、一人の若い男
性を寝たきりの状態にし、その介護に尽くすご両親の事を考えると、十分な金額とは思う
事が出来ないです。
【 水口 】
Posted by 保険カンパニー at 16:05│Comments(0)