出産一時金、来年度以降も42万円

厚生労働省は15日、出産時に公的医療保険から支払われる「出産育児

一時金」について、2011年度以降も現行の42万円を維持する案を社会保

障審議会医療保険部（厚労省の諮問機関）に提示した。同省は年内に結

論を得る方針だ。出産育児一時金は、少子化対策の一環で11年3月まで

の暫定措置として、09年10月から38万円に4万円を上乗せした42万円が

支払われている。しかし、同省の調査で全国平均の出産費用は約47万円

と、一時金を上回る実態が明らかとなり、来年度以降も現行水準を維持す

る必要があると判断した。　　　　　　　　　　　　　　～時事通信～


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