2012年10月11日
「健康寿命」女性1位、男性2位の静岡県 秘密は「お茶」か
日本人の平均寿命は長く世界トップレベルにあるが、その一方で認知症や寝たきりで介護が必要となる高齢者が増加し、大きな問題となっている。
6月1日に厚生労働省より“健康寿命調査”が発表された。健康寿命とは、2000年にWHOが打ち出した概念で、介護を受けたり寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる寿命を示す。
都道府県別でみると、健康寿命の男性の1位は愛知県、2位は静岡県。女性は1位が静岡県となっている。
静岡県民はなぜ健康長寿なのか。
実際に静岡県には、うなずけるデータがある。
例えば「地場の食材」の豊富さでは、静岡県が全国1位で、農水産物の生産品目数は219品目に及ぶ。これは「栄養」をバランスよく摂取するうえで有利な条件といえる。しかも、平成22年国民健康・栄養調査(厚生労働省調べ)によると、「飲酒習慣者」の割合は全国で2番目に低く、肥満者の割合も全国で5番目に低い。1日に歩く平均歩数も男性が10位、女性では5位と上位につけている。
もうひとつ、静岡県で忘れてならないのが「お茶」である。『
「動脈硬化や糖尿病の予防になることや、緑茶に含まれるカテキンという成分が悪玉コレステロールを減少させることなど、お茶の健康効果についてはさまざまな研究報告があります。静岡県はお茶の産地で、県民が全国平均の2倍のお茶を飲んでいるというデータもあるほどですから、今回の健康寿命にも関係しているでしょう」
【池谷】
6月1日に厚生労働省より“健康寿命調査”が発表された。健康寿命とは、2000年にWHOが打ち出した概念で、介護を受けたり寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる寿命を示す。
都道府県別でみると、健康寿命の男性の1位は愛知県、2位は静岡県。女性は1位が静岡県となっている。
静岡県民はなぜ健康長寿なのか。
実際に静岡県には、うなずけるデータがある。
例えば「地場の食材」の豊富さでは、静岡県が全国1位で、農水産物の生産品目数は219品目に及ぶ。これは「栄養」をバランスよく摂取するうえで有利な条件といえる。しかも、平成22年国民健康・栄養調査(厚生労働省調べ)によると、「飲酒習慣者」の割合は全国で2番目に低く、肥満者の割合も全国で5番目に低い。1日に歩く平均歩数も男性が10位、女性では5位と上位につけている。
もうひとつ、静岡県で忘れてならないのが「お茶」である。『
「動脈硬化や糖尿病の予防になることや、緑茶に含まれるカテキンという成分が悪玉コレステロールを減少させることなど、お茶の健康効果についてはさまざまな研究報告があります。静岡県はお茶の産地で、県民が全国平均の2倍のお茶を飲んでいるというデータもあるほどですから、今回の健康寿命にも関係しているでしょう」
【池谷】
Posted by 保険カンパニー at 11:16│Comments(0)