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2008年10月23日

Q&A《個人年金保険に税金掛かるか》

《個人年金保険に税金掛かるか》

Q,もうすぐ個人年金保険を受け取り始めますが、

この年金にも税金が掛かりますか?

A,原則として個人年金には税金が掛かりますが、

受け取り額全額に対して掛かるわけではありません。

その年に支払いを受けた年金額から、対応する保険料、

または掛け金を費用として差し引いた残りの金額に対

して掛かるのです。

年額60万円の10年確定年金保険に50歳で加入、60

歳受け取り開始の場合、払い込み保険料は約570万円。

費用とされる1年当たりの払い込み保険料は57万円に

なります。年金額60万円との差額3万円に対して税金

が掛かります。所得税率が5%の場合なら、住民税と合

わせても4500円です。他の所得と合わせて総合課税さ

れますので、確定申告をします。

なお、保険料を払っていた人と年金受け取人が異なる

場合は、年金を受け取る権利に対して、贈与税が掛かり

ます。年金受取額に対して所得税も掛かってきますから、

二重の税負担となります。

保険料を払った年金契約者と年金受取人が異なる場合は、

年金受け取り開始前までに受取人を変更しておきましょう。
【田邉 正子】



Posted by 保険カンパニー at 17:20│Comments(0)
 
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