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2014年01月22日

超音波で抗がん剤効果判定のシステム 兵庫医科大など

肝臓がんの患者に投与した抗がん剤が効いているかどうか、超音波を使って
調べられるシステムを、兵庫医科大超音波センター(兵庫県西宮市)と
東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市)が開発した。

造影剤を血中に投与し、超音波を当てて観察。がんに栄養を与える血液の流れが
遅くなり、量が減っていれば、がんが小さくなっていると分かる仕組み。
年内の実用化を目指している。

飯島尋子センター長は「抗がん剤は高額で副作用もある。効果が薄い場合、
早く別の治療法に切り替えれば患者の負担が少なくて済む」と話す。

システムでは、抗がん剤を使い始めて1、2週間の患者に造影剤を投与する。

流れ込む血液の量や速さが自動でグラフ化される上、造影剤ががんの表面に
到達してから内部に流れ込む時間が1秒以内は赤、1~2秒なら、だいだい色に
モニター上で色分けする。流れ込むのにかかる時間が長くなっていれば抗がん剤が
効き、がんが縮小している。

従来の技術だと、超音波を当てる病巣の位置が呼吸によってずれた場合、
手動で調整する必要があり、グラフも手作業で作っていたため、時間がかかっていた。
新システムは病巣の位置を自動追尾できる。

超音波は繰り返し使ってもコンピューター断層撮影装置(CT)のような被曝の心配がない。
肝臓がんと同様、血液が多く流れ込む膵臓(すいぞう)がんや乳がんでも応用できる
可能性があるという。


本日の担当:御殿場店 池谷 (日本経済新聞より)



Posted by 保険カンパニー at 09:08│Comments(0)
 
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