2014年04月28日
生命保険:運用 超低金利の国債から外債にシフト
日本国債の有力な買い手である生命保険各社が、2014年度に外国債券での運用を増やす。
日銀が昨年4月に導入した「異次元緩和」で、国内債券の超低金利が続く中、
為替変動などのリスクを取ってでも、高利回りの外債に資金を投じ、利益を確保する
必要があると考えているためだ。
生保各社は、契約者から預かった保険料などの資産を債券や株式などで運用している。
運用先は、日本の国債や社債などが多い。最大手の日本生命保険の場合、2013年度末の
資金残高(速報値)のほぼ半分を国内債券で運用し、外債は16%程度にとどまる。
しかし、日銀の異次元緩和で、国内の長期金利は、指標とする10年物新発国債が
0・6%程度の低水準で推移。国債を買っても十分な利回りを得られず、「運用先がなかなか
ない」(日本生命)のが悩みだ。これに対し、量的緩和の縮小にカジを切った米国では、
金利の上昇が見込まれ、相対的に高い利回りを得られる。
大手各社は昨年度から、外債での運用を増やしているが、今年度はその傾向を一段と強める。
住友生命は、運用資産の増加分のうち、国内債券への投資を従来より3分の1程度減らし、
その分を外債に回す。今年度の外債投資は5000億円弱になりそうだ。
明治安田生命も、運用資産の増加分の約4割を外債に充てる方針。日生は、為替変動の
リスクを回避するタイプの外債から、為替変動の影響を受ける外債にシフトする。
円安が進めば、為替差益を得られる。外債購入の増加は、円安要因にもなる。
第一生命の菊田徹也運用企画部長は「足元の金利水準が継続する前提では、
ある程度リスクを取りながら外債に振り向けていかざるを得ない」と説明している。
本日の担当:御殿場店 池谷 (毎日新聞より)
日銀が昨年4月に導入した「異次元緩和」で、国内債券の超低金利が続く中、
為替変動などのリスクを取ってでも、高利回りの外債に資金を投じ、利益を確保する
必要があると考えているためだ。
生保各社は、契約者から預かった保険料などの資産を債券や株式などで運用している。
運用先は、日本の国債や社債などが多い。最大手の日本生命保険の場合、2013年度末の
資金残高(速報値)のほぼ半分を国内債券で運用し、外債は16%程度にとどまる。
しかし、日銀の異次元緩和で、国内の長期金利は、指標とする10年物新発国債が
0・6%程度の低水準で推移。国債を買っても十分な利回りを得られず、「運用先がなかなか
ない」(日本生命)のが悩みだ。これに対し、量的緩和の縮小にカジを切った米国では、
金利の上昇が見込まれ、相対的に高い利回りを得られる。
大手各社は昨年度から、外債での運用を増やしているが、今年度はその傾向を一段と強める。
住友生命は、運用資産の増加分のうち、国内債券への投資を従来より3分の1程度減らし、
その分を外債に回す。今年度の外債投資は5000億円弱になりそうだ。
明治安田生命も、運用資産の増加分の約4割を外債に充てる方針。日生は、為替変動の
リスクを回避するタイプの外債から、為替変動の影響を受ける外債にシフトする。
円安が進めば、為替差益を得られる。外債購入の増加は、円安要因にもなる。
第一生命の菊田徹也運用企画部長は「足元の金利水準が継続する前提では、
ある程度リスクを取りながら外債に振り向けていかざるを得ない」と説明している。
本日の担当:御殿場店 池谷 (毎日新聞より)
Posted by 保険カンパニー at 09:20│Comments(0)