2015年04月08日
LINEがシニアに広がる…「グループ」作り、孫との連絡、スタンプ制作
インターネット上で誰でも情報発信ができるSNSが広がる中、スマートフォン向けサービスとして
人気の無料通話アプリ「LINE(ライン)」を利用するシニアが増えている。
通信手段としてはもちろん、クリエーターとして、ラインでのコミュニケーションに使われる
イラスト画像「スタンプ」を制作する人もおり、楽しみ方は人それぞれだ。
■「孫との連絡に使いたい」
「こういう場合には、どんなスタンプを使うのがいいのかしら」「グループってどうやって作るの?」
最近、シニアを対象にしたラインの使い方講座が各地で開かれている。参加者は60~70代を
中心に80代の人の姿も。主催するのは各地域の企業や大学、人材センターなどさまざまだ。
ラインは短いメッセージや人の表情などを表した「スタンプ」と呼ばれるイラスト画像で相手と
コミュニケーションするSNS。スマホに専用のアプリをインストールして利用し、無料通話などの
機能も備える。
使い方講座では、連絡を取り合う「友達」や複数の「友達」と同時に連絡が取れる「グループ」の
作成方法などを学ぶ。「孫との連絡に使いたい」というシニアが多い。
■スタンプのクリエーターとして
ラインには利用者が自分で制作したスタンプを販売できる「ラインクリエイターズマーケット」と
いう仕組みがある。制作者には売り上げの35%が入る。タレントなどの著名人が制作した
スタンプが売り上げの上位を占めるが、裾野は広く、昨年11月時点で27万人以上のクリエーターが
参加している。
ラインを積極的に利用するシニアの中にはクリエーターとして、スタンプを制作・販売している人もいる。
ラインによると、シニアクリエーターは増加傾向にあり、全体の約6%が50歳以上だ。
東京都内のアパレル企画業、Pu-Cat Design(プーキャット・デザイン)さん(65)は、ネット上の
ニュースでクリエーター募集を知り「面白そう」とスタンプ制作を始めた。「仕事で服のデザインを
やっているから、パソコン上で絵を描いたりすることに抵抗や苦労はなかった」と話す。
「長女が小学生の頃に自分のことを描いた似顔絵」を基に「I’m a Man(アイム・ア・マン)」という
シリーズを昨年6月に発売。これまでに3シリーズ計120種類のスタンプをデザインした。
ラインユーザーの友人からは「こんなこともやるの?」と驚かれたという。売り上げは多い月で
1万円を超える。「スタンプを作っていると、さらに面白いものができそうと思える。
本業の合間を縫いながら続けていきたい」と語る。
スタンプ制作に喜びを見いだすシニアは多く、62歳の女性は「自分の生きた証というか、
何か形を残したかった」としている。
■ユーザー6人に1人が50歳以上
ラインによると、昨年7月に2078人を対象に実施した調査では、利用者の約6人に1人
(16・3%)が50歳以上だった。60歳以上でも「毎日利用する」というユーザーが約4割を
占めており、シニア層への浸透度は高い。
一方、クリエーターが制作したスタンプのうち、40・8%が売り上げ1万円を突破(昨年11月時点)。
上位100位までのスタンプの平均売り上げは累計1300万円だった(昨年5月~11月)。
上位1000位でも同270万円に達するという。
本日の担当:御殿場店 田邉 (産経新聞より)
人気の無料通話アプリ「LINE(ライン)」を利用するシニアが増えている。
通信手段としてはもちろん、クリエーターとして、ラインでのコミュニケーションに使われる
イラスト画像「スタンプ」を制作する人もおり、楽しみ方は人それぞれだ。
■「孫との連絡に使いたい」
「こういう場合には、どんなスタンプを使うのがいいのかしら」「グループってどうやって作るの?」
最近、シニアを対象にしたラインの使い方講座が各地で開かれている。参加者は60~70代を
中心に80代の人の姿も。主催するのは各地域の企業や大学、人材センターなどさまざまだ。
ラインは短いメッセージや人の表情などを表した「スタンプ」と呼ばれるイラスト画像で相手と
コミュニケーションするSNS。スマホに専用のアプリをインストールして利用し、無料通話などの
機能も備える。
使い方講座では、連絡を取り合う「友達」や複数の「友達」と同時に連絡が取れる「グループ」の
作成方法などを学ぶ。「孫との連絡に使いたい」というシニアが多い。
■スタンプのクリエーターとして
ラインには利用者が自分で制作したスタンプを販売できる「ラインクリエイターズマーケット」と
いう仕組みがある。制作者には売り上げの35%が入る。タレントなどの著名人が制作した
スタンプが売り上げの上位を占めるが、裾野は広く、昨年11月時点で27万人以上のクリエーターが
参加している。
ラインを積極的に利用するシニアの中にはクリエーターとして、スタンプを制作・販売している人もいる。
ラインによると、シニアクリエーターは増加傾向にあり、全体の約6%が50歳以上だ。
東京都内のアパレル企画業、Pu-Cat Design(プーキャット・デザイン)さん(65)は、ネット上の
ニュースでクリエーター募集を知り「面白そう」とスタンプ制作を始めた。「仕事で服のデザインを
やっているから、パソコン上で絵を描いたりすることに抵抗や苦労はなかった」と話す。
「長女が小学生の頃に自分のことを描いた似顔絵」を基に「I’m a Man(アイム・ア・マン)」という
シリーズを昨年6月に発売。これまでに3シリーズ計120種類のスタンプをデザインした。
ラインユーザーの友人からは「こんなこともやるの?」と驚かれたという。売り上げは多い月で
1万円を超える。「スタンプを作っていると、さらに面白いものができそうと思える。
本業の合間を縫いながら続けていきたい」と語る。
スタンプ制作に喜びを見いだすシニアは多く、62歳の女性は「自分の生きた証というか、
何か形を残したかった」としている。
■ユーザー6人に1人が50歳以上
ラインによると、昨年7月に2078人を対象に実施した調査では、利用者の約6人に1人
(16・3%)が50歳以上だった。60歳以上でも「毎日利用する」というユーザーが約4割を
占めており、シニア層への浸透度は高い。
一方、クリエーターが制作したスタンプのうち、40・8%が売り上げ1万円を突破(昨年11月時点)。
上位100位までのスタンプの平均売り上げは累計1300万円だった(昨年5月~11月)。
上位1000位でも同270万円に達するという。
本日の担当:御殿場店 田邉 (産経新聞より)
Posted by 保険カンパニー at 09:11│Comments(0)