2016年03月03日
がん検診、コンビニで…来年度から
がん検診をコンビニで――。京都府は来年度から、コンビニエンスストア大手のローソン
と提携し、店舗駐車場などでがん検診が受けられる体制づくりに乗り出す。
府内のがん検診の受診率は、全国平均を下回っているとの統計もあり、買い物ついでに
利用してもらうことで、受診率の底上げにつなげたい考えだ。
各市町村が実施するがん検診は、子宮頸(けい)がんなど一部を除き、おおむね40歳以
上が対象。指定された医療機関か保健センター、公民館などで受診するのが一般的だ。
市町村では年1回の検診を呼び掛けているが、府内の受診率は低調。2013年に国立が
ん研究センターがまとめた調査では、胃がんや大腸がんなど「5大がん」全てで全国平均
を下回った。
打開策を探る府は1月、府内に300以上の店舗を持つローソンからの提案もあり、がん検
診や、生活習慣病予防を目的とする特定健診(メタボ健診)の受診促進に向けた協定を
締結した。
ローソンは同様の協定を兵庫県尼崎市など全国4自治体と結んでおり、店内や駐車場で
健診や啓発を行っている。尼崎市では、定期的に市の健診車が駐車場に出向いて特定
健診を実施。希望者は予約なしで血液検査や血圧測定、医師の診察などを受けられる。
出張料金は不要で、14年度は16店舗で234人が利用した。
市の担当者は「公民館など他の会場に比べ、これまで一度も検査を受けたことがなかっ
た人や若年層が目立った」と手応えを示す。
府は来年度、モデルケースとして数店舗を選んで検診を始め、利用状況に応じて実施
店舗の拡大を検討する。府健康対策課の担当者は「日常的に訪れるコンビニの特徴を
生かし、検診を身近に感じてもらいたい」と話している。
本日の担当:沼津店 坂倉
と提携し、店舗駐車場などでがん検診が受けられる体制づくりに乗り出す。
府内のがん検診の受診率は、全国平均を下回っているとの統計もあり、買い物ついでに
利用してもらうことで、受診率の底上げにつなげたい考えだ。
各市町村が実施するがん検診は、子宮頸(けい)がんなど一部を除き、おおむね40歳以
上が対象。指定された医療機関か保健センター、公民館などで受診するのが一般的だ。
市町村では年1回の検診を呼び掛けているが、府内の受診率は低調。2013年に国立が
ん研究センターがまとめた調査では、胃がんや大腸がんなど「5大がん」全てで全国平均
を下回った。
打開策を探る府は1月、府内に300以上の店舗を持つローソンからの提案もあり、がん検
診や、生活習慣病予防を目的とする特定健診(メタボ健診)の受診促進に向けた協定を
締結した。
ローソンは同様の協定を兵庫県尼崎市など全国4自治体と結んでおり、店内や駐車場で
健診や啓発を行っている。尼崎市では、定期的に市の健診車が駐車場に出向いて特定
健診を実施。希望者は予約なしで血液検査や血圧測定、医師の診察などを受けられる。
出張料金は不要で、14年度は16店舗で234人が利用した。
市の担当者は「公民館など他の会場に比べ、これまで一度も検査を受けたことがなかっ
た人や若年層が目立った」と手応えを示す。
府は来年度、モデルケースとして数店舗を選んで検診を始め、利用状況に応じて実施
店舗の拡大を検討する。府健康対策課の担当者は「日常的に訪れるコンビニの特徴を
生かし、検診を身近に感じてもらいたい」と話している。
本日の担当:沼津店 坂倉
Posted by 保険カンパニー at 09:25│Comments(0)