「大半の車両が無保険車」３メガ損保、ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ攻勢

経済成長とともにﾓｰﾀﾘｾﾞｰｼｮﾝが進むｲﾝﾄﾞﾈｼｱで、日本の損害保険大手が、自動車

保険の契約獲得に注力している。ﾀｲｱｯﾌﾟしやすい、日系自動車ﾒｰｶｰが新車販売の

ｼｪｱの約９割を占めることから、３メガ損保が、相次いで参入。推計で、２億4000万人

の人口を抱えながら、自動車保険加入率は低く、中長期的な需要拡大への期待は大

きい。日本の損保が、ｲﾝﾄﾞﾈｼｱを重視するのは、中国、ｲﾝﾄﾞ、米国に続き世界４位の

人口を抱えるからだ。同国では、自賠責保険の制度を整備することが課題となっている。


　　　　　　　　　　　　　　　坂倉