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2015年08月20日

体内埋め込み型の歩行支援装置、5年後の実用化目指す

信州大(本部・松本市)は、高齢者など歩行に障害がある人向けに、体内埋め込み型の
歩行支援装置の開発に乗り出した。5年後をめどに試作品の製作を目指す。

体内埋め込み型の研究には、同大がすでに開発を進めている体外装着型ロボット「クララ」の
技術を活用する。クララは、歩行や上半身の動作を支援するもので、現在はモーターユニットが
重さ500グラム、直径70~80ミリ、厚さ50~60ミリあるが、半分程度まで小型化・軽量化し、
5年後の実用化を目指している。

これを発展させ、同大はコンピューター制御のモーターや骨の中を通る棒、体外から充電できる
バッテリーなどを体内に埋め込む技術を研究していく。安全性などの課題をクリアさせたうえで、
人間の動きを検知してモーターが起動し、歩行を支援できるようにする。

同大先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所の斎藤直人所長は「成功すれば、障害が
ある人にとっての恩恵は計り知れない。意義あるプロジェクトだ」としている。


本日の担当:沼津店 山崎 (読売新聞より)  


Posted by 保険カンパニー at 09:00Comments(0)