吉野AG 吉野AGホームページ 会社案内 お問い合わせ

2014年04月04日

チリ地震津波、異例の「予告」注意報の効果は?

気象庁は今回、南米チリ沖での地震による日本への津波到達前日の2日夕に
注意報発表のタイミングに言及する、異例の対応を取った。
自治体に早めの防災対応を促す措置だったとし、発表は予告通りに行われた。
「早い段階での住民への周知徹底につなげられた」。自治体側は好意的に受け止める。

気象庁は、最初の津波が到達すると予想された約2時間前の3日午前3時に
津波注意報を発表した。多くの住民が眠る時間帯。地震津波監視課は「時間帯は特に
気にしない」とするが、自治体の対応に備え、2日午後5時からの会見で「注意報を
発表するならば、3日午前3時ごろ」と前もってタイミングを示した。

岩手県大船渡市は気象庁の異例の対応を受け、2日午後6時45分の段階で
住民に注意報発令の可能性を伝えた。担当者は「住民が早期に警戒できたはずだ」と話した。
2日夜に早くも避難所を開設した宮城県気仙沼市は「早めの対応が取れた」(担当者)という。

注意報が発令された直後に市内4カ所に避難所を設営した福島県南相馬市。
担当者は「準備にあたって心づもりができた」。同県いわき市も「住民も行動を起こしやすかった。
大きな意味がある」と評価した。



本日の担当:学園通り店 川添 (産経新聞)

  


Posted by 保険カンパニー at 09:15Comments(0)