吉野AG 吉野AGホームページ 会社案内 お問い合わせ

2013年10月09日

桜塚やっくんはなぜ車外に? 高速道路事故時にとるべき危険回避行動

タレントの桜塚やっくん(37)の命を奪った悪夢の事故。
5日午後4時50分ごろ、乗っていたワンボックスカーが中国自動車道伊佐パーキングエリア付近の
中央分離帯に衝突し、その直後に車外に出たところを後続の車にはねられて死亡した。

桜塚さんはなぜ、危険な車外に出てしまったのか。
避難しようとしたのか、それとも三角表示板などを設置しようとしたのか……。さまざまな疑問が
わいてくるが、「パンク修理中などの人を、後続の車がはねるのはよくあるケースです」と言うのは、
NEXCO西日本・広島管制センターの担当者だ。
今年上半期の西日本管内の高速道路での死亡事故(26人)のうち、2割が「人と車の事故」だった。

「桜塚さんと同乗者の男性がなぜ車外に出たのかは調査中ですが、事故直後は非常に危険な状態です。
道交法では、高速道路上でやむなく停止する場合、三角表示板、または停止表示灯(発炎筒など)を
設置しなければならないと定めていますが、あまりお勧めはできない。
まず、ハザードランプで後続車に停止を知らせてください」(管制センター担当者)
三角表示板を設置しなかった場合は、減点1、反則金6000円だが、法律を守っていたのでは
命がいくつあっても足りないようだ。

では、車内にじっとしていればいいかというと、それはもっと危険だ。
NEXCO東日本の昨年の高速道路の死亡事故(死者70人)では、全体の41%が「停止車両」への
衝突事故が原因だった。 「事故で冷静さを欠き、一般道と同じ感覚で車外に出てしまう人が多い。
まず後続車の追突を想定し、飛行機の墜落事故のように衝撃に耐える体勢を取ること。
安全が確認されたら、左車線ならガードレールの内側、追い越し車線なら中央分離帯に避難します。
その際、車の前方だと衝突物が飛んでくる可能性があるので、後方に避難してください」
(交通ジャーナリストの間貞麿氏)

これからが秋のレジャーシーズン本番。今回の事故は他人事ではない。


本日の担当:御殿場店 池谷 (yahoo!ニュースより)

  


Posted by 保険カンパニー at 18:13Comments(0)