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2015年11月02日

マイナンバー通知、点字表記なし 視覚障害者、読み上げ依頼「不安」

国内に住む全ての人に12桁の番号を割り当てるマイナンバー制度の番号通知が順次始まり、
兵庫県内でも間もなく各家庭に届くが、重度の視覚障害者の間で、番号を認識できるのか不安が
広がっている。通知カードの番号には点字表記がなく、読み上げてもらう必要があるが、番号は
みだりに教えられない個人情報でもある。こうした問題を想定していなかった総務省は「自治体で
きめ細かくサポートしてほしい」と市町村に対応を求める。

通知カードは簡易書留で郵送され、県内でも近く配達が始まる。封筒には中身が通知カードで
あることを知らせる点字表記があるが、カード自体に点字表記はない。

視覚障害者は1人暮らしや、夫婦とも目が不自由という人も多い。視覚障害者団体「眼の会」
(神戸市西区)代表の榊原道眞(みちまさ)さん(62)は「ヘルパーさんに読んでもらうとしても、
信頼関係がなければ頼めない」と話す。

総務省は「カードにはスマートフォンなどで読み取ると音声で番号が読み上げられるコードを
付けている」と強調するが、榊原さんは「結局、見える人に読み取りを手伝ってもらう必要がある」と
指摘する。

神戸市には、実際に視覚障害者から不安が寄せられているといい、担当者は「『誰かに補助を
お願いして』と言うしかない。総務省には『なぜ十分な配慮がないのか』と問い合わせたが、答えは
なかった」と話した。

総務省住民制度課は「既に通知が始まっていて、カードの仕様は変えられない。全国一律ではなく、
各自治体がきめ細かく対応してもらえたら」とする。

榊原さんは「視覚障害者は大事な情報は読み上げた声を録音して保管する。行政には、希望者には
プライバシーに配慮した形で番号を読み上げるなどの対応もお願いできないか」と提案する。

一方、通知カードを配達する郵便局は、重度視覚障害者として登録している世帯には点字の
不在票を入れる予定で、日本郵便は「放置されるようなことにはならないと思う」としている。


本日の担当:御殿場店 池谷 (神戸新聞より)  


Posted by 保険カンパニー at 09:13Comments(0)