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2016年04月12日

一万円札8年ぶり増刷へ タンス預金の増加が背景か

財務省は1万円札の需要が増えているため、今年度、平成28年度の製造枚数を
12億3000万枚とし、8年ぶりに前の年度よりも増やすことになりました。

財務省は貨幣の流通量を踏まえて毎年、この時期にその年度の貨幣の製造計画
をまとめています。

それによりますと、今年度は1万円札を12億3000万枚製造し、昨年度と比べて
1億8000万枚増やすことにしています。財務省によりますと、1万円札の製造を
増やすのは8年ぶりです。

1万円札の需要が増えていることについて、金融関係者の間では低金利が続いて
いることから現金を金融機関に預けるのではなく、自宅で保管する「タンス預金」を
する人が増えていることなどが背景にあるという見方が出ています。

一方、電子マネーの普及を受けて、小額の貨幣の使用が少なくなっていることなど
から、1円玉の製造を昨年度よりも5200万枚余り減らすほか、10円玉の製造も
1000万枚減らします。

金融関係者は「日銀が導入したマイナス金利によって、さらに『タンス預金』が増え
る可能性もあり、今後も1万円札の需要は増えるのではないか」と話しています。

本日の担当:沼津店 杉山純司  


Posted by 保険カンパニー at 09:08Comments(0)