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2014年12月03日

知事、南アルプス保全「責務」 リニア計画

  リニア中央新幹線計画でJR東海が南アルプスの保全策に追加で示した事後調査計画書に対し、
川勝平太知事は2日、県条例に基づき知事意見を回答した。事業への県民理解が十分に浸透して
いない状況を重視し、総括に当たる付帯意見を添付。「世界標準の自然環境の保全は私の責務」と
する決意を明示し、開発行為を丁寧に進めるようJRに念押しした。
  知事意見は条例の最終手続きで、2011年から続いた制度上の議論は終了した。リニア事業は
工事実施段階に本格的に移行する。
  大井川の水量減少予測に不確実性があるとしてJRが事後調査計画書で示した補充案について、
「減少の兆候があれば直ちに報告し、公表すること」と要請。工事終了後も工事前、工事中と同様の
頻度で調査を継続することも求めた。
  付帯意見ではほかに、関心の高い発生土(残土)処理を「環境への影響が極めて大きい」と指摘し、
入念に措置を講じるよう強調した。
 JRの岩田真執行役員中央新幹線推進本部副本部長が県庁を訪ね、意見書を受けた。川勝知事は
「精読してほしい。情報公開が信頼関係を構築する」と述べ、岩田執行役員は「今後も努力していく」と
応えた。


本日の担当:学園通り店 杉山(静岡新聞より)  


Posted by 保険カンパニー at 10:11Comments(0)