吉野AG 吉野AGホームページ 会社案内 お問い合わせ

2015年11月11日

信号機:近ごろインテリジェントな機能いろいろ 効果あり

新たな機能を持った信号機が全国に登場している。埼玉県では歩行者が多い時、
自動的に横断歩道側の信号を長時間青色にしたり、福岡県では子供の声で無理な横断を
しないよう呼びかけたり。岡山県では信号無視が減るなど効果が裏付けられたものもある。
事故抑止を目指す各地の警察が地域の特性も考慮しながら設置を進めている。

さいたま市浦和区常盤地区の道幅の狭い通学路に3月、カメラを備えた信号機が登場した。
映像から交差点を歩いて渡る人の数や歩行速度を計測し、歩行者が集中する時間帯には
青の時間を最大15秒延長し41秒にする。狙いは登下校する児童の保護。信号待ちの
子供たちが車線にはみ出さないようにする。埼玉県警の担当者は「信号待ちの児童が事故に
巻き込まれるリスクも減らせる」と話す。「子供の流れがスムーズになった」と住民にも好評という。

埼玉県ではカメラを使う先進的な信号機の導入が進んでいる。2011年には、浦和区の
住宅街のスクランブル交差点に、車が通らない時は歩行者用の信号を常時、青にするシステムを
設置した。カメラで車の通行状況を感知し、信号の切り替えを調整する。設置前の歩行者の
平均待ち時間は約100秒だったが、設置後は平均約50秒になり、歩行者の信号無視が減った。

岡山市のJR岡山駅近くの繁華街にも12年3月、車が通らなければ歩行者の青の時間が
長くなる信号機が設置された。センサーで車を2秒間感知しなければ、青の時間が最大で
13秒長い28秒になる。岡山県警が設置前後にそれぞれ18時間調査したところ、設置前は
26%の歩行者が信号無視をしていたが、設置後は16%に。同県警の担当者は「効果が
表れている」と話す。

福岡県には3月、子供の声で呼びかける押しボタン式信号機が全国で初めて登場した。

福岡県の昨年1年間の交通事故死者147人中、82人が65歳以上の高齢者で、うち33人は
道路横断中だった。このため、孫に当たる世代の声で呼びかけ、無理な横断をやめてもらおうと
3月、福岡市の西鉄平尾駅前の交差点に設置した。

信号に近づくとセンサーで感知し「押しボタンを押してください」。ボタンを押すと「青になりました。
左右の安全を確かめてください」「信号が変わります。無理な横断はやめましょう」とアナウンス
される。声のあるじは実在する小学5年の女児。福岡県警には「守らなければいけない気持ちに
なる」「かわいらしい。もっと増やして」などの声が寄せられている。

歩行者用の信号を同方向の車用より先に青色にする「歩行者先出し信号」もある。先に歩行者が
渡り始めるようにし、右左折車の運転手が歩行者に気づきやすくするのが狙いだ。00年以降
広がり、千葉県、東京都、愛知県などで活用されている。

          ◇

事故防止のため、制限速度を下げる取り組みも進んでいる。

警察庁によると、日本では欧米に比べ、全交通事故死者のうち歩行中と自転車乗車中の
犠牲者の占める割合が高い。国土交通省の2011年のデータによると、欧米各国は16〜30%だが
日本は52%。特に生活道路になる道路幅5.5メートル未満の道路での事故が目立つ。

車の速度が時速30キロを超えると事故に遭った歩行者の致死率が上がる傾向がある。
そのため、警察庁が11年に対策として打ち出したのが、設定した区域全域の車の速度を
時速30キロ以下に制限する「ゾーン30」だ。今年3月までに1827カ所に設定され、
一方通行などの交通規制も併用。17年3月までに3000カ所に拡大する計画だ。

効果も表れており、13年3月までに21カ所で設定した埼玉県では、同年4月以降の半年間で
人身事故が3割減り、サンプル調査で車両の平均時速が35.6キロから32.6キロに落ちた。


本日の担当:御殿場店 鈴木 (毎日新聞より)  


Posted by 保険カンパニー at 09:11Comments(0)

2015年11月10日

名大病院、医療法人と連携 予防医療・健康増進など研究

名古屋大医学部付属病院(名古屋市)は9日、医療法人松柏会(同)と予防医療や
健康増進の研究で連携すると発表した。松柏会が大名古屋ビルヂング内に健診センターを
新設。受診者のデータを名大病院が解析して、健康状態に応じた生活プランを受診者に
提案する。認知症や心筋梗塞などの疾病を事前に防ぐ狙いだ。


本日の担当:御殿場店 池谷 (日本経済新聞より)  


Posted by 保険カンパニー at 09:04Comments(0)

2015年11月09日

同性カップルの保険受取人拡大…第一生命も

第一生命保険は、同性カップルを「結婚に相当する関係」と認定する東京都渋谷区の
証明書があれば、簡単に同性のパートナーを保険金の受取人にできる手続きを始めた。

日本生命保険も同じ方針を決めており、配偶者や親族としていた受取人の範囲を、
同性のパートナーまで拡大する動きが生保業界で広がっている。

生命保険は一般的に、死亡保険金の受取人を「配偶者もしくは2親等以内の血族」としている。
事実婚や同性のパートナーを受取人に指定するには、同居の事実や、家計を共にしているかの
確認などが必要で、手続きが煩雑だった。

第一生命は、渋谷区の証明書がある場合、こうした手続きを省くことにした。

同性のパートナーの保険金受け取りについては、ライフネット生命保険も、同性カップルで
あることを確認する同社が用意した書類を提出すれば、受取人を指定できる制度に変更した。


本日の担当:沼津店 鈴木 (読売新聞より)  


Posted by 保険カンパニー at 09:07Comments(0)

2015年11月06日

腕が仮想キーボードに! NECがウェアラブル活用の新UIを開発

日本電気(NEC)は5日、作業者の腕を仮想キーボード化する新しいユーザーインターフェイス
「ARmKeypad(アームキーパッド)」を開発したことを発表した。

「アームキーパッド」は、作業者の前腕に、仮想キーボードを表示し、キーボード入力を可能に
する技術。ウェアラブルグラスとウェアラブルウォッチを連携させることで、高速・高精度なタッチ
入力の認識が可能だという。入力は腕へのタッチ(振動)によって判別する。

手元を見ると、すぐに仮想キーボードが出現し、入力が開始可能。
そのため、ハードウェアコントローラのようにデバイスを取り出す、手に持つといった動作は不要と
なっている。また、仮想キーボードのため、利用シーンに合わせてキーレイアウトを変更すると
いった使い方もできるとのこと。

ウェアラブルグラスの導入が進んでいる、設備保全・保守点検や検品、在庫管理といった
現場業務での利用を想定している。今後は、アームキーパッドを活用したAR(拡張現実)設備点検
ソリューション、保守帳票管理ソリューションを開発し、警備、流通、医療などの業務にも適用する予定。


本日の担当:沼津店 山崎 (Yahoo!ニュースより)  


Posted by 保険カンパニー at 08:12Comments(0)

2015年11月04日

姿消す公衆電話…県内41%減

街頭の公衆電話が減り続けている。携帯電話の普及による利用者減が背景にある一方で、
公衆電話には災害時の有効な通信手段として重要な役割を担う。大規模地震などの発生時には
無料で使うことができる上、通信を遮断されずに通話できる。NTT東日本は「行政などからの
要望もあり、非常時のインフラ対策として、できるだけ一定の台数を維持していきたい」と話す。 

NTT東日本などによると、公衆電話は全国的に利用者が減っている。需要、利用者の減少は
売り上げの低下につながり、採算が合わないため撤去が進んでいる。
2000年に全国で73万5812台が設置されていたのが10年には28万3161台まで減った。
今年3月末時点では18万3655台まで落ち込んでいる。

急速に設置台数が減っているのは県内も同じだ。1990年の3万4千台から00年には2万9129台に。
09年の1万1732台と比べ、今年3月末には6893台と41%減少した。店舗内に設置している熊谷市の
スーパーは「高齢者も携帯電話を持つようになり、ほとんど使われていない」と話す。

電気通信事業法では「市街地ではおおむね500メートル四方に1台、それ以外の地域ではおおむね
1キロ四方に最低1台は設置する」と定められている。NTT東日本は「駅や公共施設、病院、ホテルなどでは
設置を維持するよう努めている」と説明。一方、1台当たりの維持費は月約4千円程度で、1カ月当たりの
利用者の通話料が4千円を下回ると取り外しの対象となる。NTT東、西日本合わせた11年度の公衆電話の
事業赤字は約83億円に上る。

県は災害時の帰宅困難者や避難者対策として、市町村に避難所に「特設公衆電話」を設置するよう
勧めている。災害時には無料で使うことができるとともに、優先的につながる。回線の引き込みもNTTが
負担する。県は「特設公衆電話を知らない市町村がある。必要とされる公衆電話は設置、維持してほしい」と、
担当者会議などを通じて市町村に呼び掛けている。


本日の担当:御殿場店 鈴木 (埼玉新聞より)  


Posted by 保険カンパニー at 09:15Comments(0)