2015年04月09日
過労死防止へ数値目標 厚労省、労働時間や休暇取得率
厚生労働省は6日、過労死や過労自殺を防ぐために国が取るべき対策をまとめた
大綱の骨子案を公表した。労働時間の削減や休暇取得率について数値目標を定めたほか、
過労死の発生要因を探るために長期的な追跡調査を進めることなどを盛り込んだ。
昨年11月に過労死等防止対策推進法が施行されたのを受け、6日に開かれた過労死遺族や
労働者・使用者代表らで構成される「過労死等防止対策推進協議会」に示した。
国は夏ごろをメドに大綱をまとめる予定。
骨子案は、過労死防止は喫緊の課題として、「将来的に過労死をゼロにすることを目指す」と明記。
(1)2020年までに週当たり労働時間60時間以上の労働者割合を5%以下にする (2)20年までに
年次有給休暇取得率を70%以上にする (3)17年までにメンタルヘルス対策に取り組む事業者割合を
80%以上にする――との数値目標を掲げた。
過労死の発生要因は明らかでない部分が少なくないとして、民間企業で働く人に加えて
公務員や自営業者も対象にした調査が必要と指摘。労働者の勤務状況と、その後の病気や
過労死の関係について、長期的な追跡調査を行うとした。
同時に過労死の原因とも指摘されている職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた
企業への支援を実施。身体面や精神面の不調についてメールや電話での相談窓口を設置するなど、
相談体制の整備にも取り組むとした。
出席した委員からは「数値目標は法律が成立する前から国が出していた数字だ。法律が
施行されて何を強化するのかが見えない」「学校で労働時間や有給休暇など、基本的な
労働ルールを教えることが重要だ」などの意見が出た。
厚労省によると、2013年度に脳・心臓疾患による死亡で労災認定されたのは133人で、
精神障害による自殺(未遂を含む)では63人。申請していないケースもあるとみられ、
氷山の一角との指摘もある。
過労死防止法は、過労死対策を取ることが「国の責務」と明記。国は具体的な対策をまとめた
大綱の作成を義務付けられており、同協議会の意見を聞く必要がある。
本日の担当:沼津店 坂倉 (日経新聞より)
大綱の骨子案を公表した。労働時間の削減や休暇取得率について数値目標を定めたほか、
過労死の発生要因を探るために長期的な追跡調査を進めることなどを盛り込んだ。
昨年11月に過労死等防止対策推進法が施行されたのを受け、6日に開かれた過労死遺族や
労働者・使用者代表らで構成される「過労死等防止対策推進協議会」に示した。
国は夏ごろをメドに大綱をまとめる予定。
骨子案は、過労死防止は喫緊の課題として、「将来的に過労死をゼロにすることを目指す」と明記。
(1)2020年までに週当たり労働時間60時間以上の労働者割合を5%以下にする (2)20年までに
年次有給休暇取得率を70%以上にする (3)17年までにメンタルヘルス対策に取り組む事業者割合を
80%以上にする――との数値目標を掲げた。
過労死の発生要因は明らかでない部分が少なくないとして、民間企業で働く人に加えて
公務員や自営業者も対象にした調査が必要と指摘。労働者の勤務状況と、その後の病気や
過労死の関係について、長期的な追跡調査を行うとした。
同時に過労死の原因とも指摘されている職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた
企業への支援を実施。身体面や精神面の不調についてメールや電話での相談窓口を設置するなど、
相談体制の整備にも取り組むとした。
出席した委員からは「数値目標は法律が成立する前から国が出していた数字だ。法律が
施行されて何を強化するのかが見えない」「学校で労働時間や有給休暇など、基本的な
労働ルールを教えることが重要だ」などの意見が出た。
厚労省によると、2013年度に脳・心臓疾患による死亡で労災認定されたのは133人で、
精神障害による自殺(未遂を含む)では63人。申請していないケースもあるとみられ、
氷山の一角との指摘もある。
過労死防止法は、過労死対策を取ることが「国の責務」と明記。国は具体的な対策をまとめた
大綱の作成を義務付けられており、同協議会の意見を聞く必要がある。
本日の担当:沼津店 坂倉 (日経新聞より)
Posted by 保険カンパニー at
09:17
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2015年04月08日
LINEがシニアに広がる…「グループ」作り、孫との連絡、スタンプ制作
インターネット上で誰でも情報発信ができるSNSが広がる中、スマートフォン向けサービスとして
人気の無料通話アプリ「LINE(ライン)」を利用するシニアが増えている。
通信手段としてはもちろん、クリエーターとして、ラインでのコミュニケーションに使われる
イラスト画像「スタンプ」を制作する人もおり、楽しみ方は人それぞれだ。
■「孫との連絡に使いたい」
「こういう場合には、どんなスタンプを使うのがいいのかしら」「グループってどうやって作るの?」
最近、シニアを対象にしたラインの使い方講座が各地で開かれている。参加者は60~70代を
中心に80代の人の姿も。主催するのは各地域の企業や大学、人材センターなどさまざまだ。
ラインは短いメッセージや人の表情などを表した「スタンプ」と呼ばれるイラスト画像で相手と
コミュニケーションするSNS。スマホに専用のアプリをインストールして利用し、無料通話などの
機能も備える。
使い方講座では、連絡を取り合う「友達」や複数の「友達」と同時に連絡が取れる「グループ」の
作成方法などを学ぶ。「孫との連絡に使いたい」というシニアが多い。
■スタンプのクリエーターとして
ラインには利用者が自分で制作したスタンプを販売できる「ラインクリエイターズマーケット」と
いう仕組みがある。制作者には売り上げの35%が入る。タレントなどの著名人が制作した
スタンプが売り上げの上位を占めるが、裾野は広く、昨年11月時点で27万人以上のクリエーターが
参加している。
ラインを積極的に利用するシニアの中にはクリエーターとして、スタンプを制作・販売している人もいる。
ラインによると、シニアクリエーターは増加傾向にあり、全体の約6%が50歳以上だ。
東京都内のアパレル企画業、Pu-Cat Design(プーキャット・デザイン)さん(65)は、ネット上の
ニュースでクリエーター募集を知り「面白そう」とスタンプ制作を始めた。「仕事で服のデザインを
やっているから、パソコン上で絵を描いたりすることに抵抗や苦労はなかった」と話す。
「長女が小学生の頃に自分のことを描いた似顔絵」を基に「I’m a Man(アイム・ア・マン)」という
シリーズを昨年6月に発売。これまでに3シリーズ計120種類のスタンプをデザインした。
ラインユーザーの友人からは「こんなこともやるの?」と驚かれたという。売り上げは多い月で
1万円を超える。「スタンプを作っていると、さらに面白いものができそうと思える。
本業の合間を縫いながら続けていきたい」と語る。
スタンプ制作に喜びを見いだすシニアは多く、62歳の女性は「自分の生きた証というか、
何か形を残したかった」としている。
■ユーザー6人に1人が50歳以上
ラインによると、昨年7月に2078人を対象に実施した調査では、利用者の約6人に1人
(16・3%)が50歳以上だった。60歳以上でも「毎日利用する」というユーザーが約4割を
占めており、シニア層への浸透度は高い。
一方、クリエーターが制作したスタンプのうち、40・8%が売り上げ1万円を突破(昨年11月時点)。
上位100位までのスタンプの平均売り上げは累計1300万円だった(昨年5月~11月)。
上位1000位でも同270万円に達するという。
本日の担当:御殿場店 田邉 (産経新聞より)
人気の無料通話アプリ「LINE(ライン)」を利用するシニアが増えている。
通信手段としてはもちろん、クリエーターとして、ラインでのコミュニケーションに使われる
イラスト画像「スタンプ」を制作する人もおり、楽しみ方は人それぞれだ。
■「孫との連絡に使いたい」
「こういう場合には、どんなスタンプを使うのがいいのかしら」「グループってどうやって作るの?」
最近、シニアを対象にしたラインの使い方講座が各地で開かれている。参加者は60~70代を
中心に80代の人の姿も。主催するのは各地域の企業や大学、人材センターなどさまざまだ。
ラインは短いメッセージや人の表情などを表した「スタンプ」と呼ばれるイラスト画像で相手と
コミュニケーションするSNS。スマホに専用のアプリをインストールして利用し、無料通話などの
機能も備える。
使い方講座では、連絡を取り合う「友達」や複数の「友達」と同時に連絡が取れる「グループ」の
作成方法などを学ぶ。「孫との連絡に使いたい」というシニアが多い。
■スタンプのクリエーターとして
ラインには利用者が自分で制作したスタンプを販売できる「ラインクリエイターズマーケット」と
いう仕組みがある。制作者には売り上げの35%が入る。タレントなどの著名人が制作した
スタンプが売り上げの上位を占めるが、裾野は広く、昨年11月時点で27万人以上のクリエーターが
参加している。
ラインを積極的に利用するシニアの中にはクリエーターとして、スタンプを制作・販売している人もいる。
ラインによると、シニアクリエーターは増加傾向にあり、全体の約6%が50歳以上だ。
東京都内のアパレル企画業、Pu-Cat Design(プーキャット・デザイン)さん(65)は、ネット上の
ニュースでクリエーター募集を知り「面白そう」とスタンプ制作を始めた。「仕事で服のデザインを
やっているから、パソコン上で絵を描いたりすることに抵抗や苦労はなかった」と話す。
「長女が小学生の頃に自分のことを描いた似顔絵」を基に「I’m a Man(アイム・ア・マン)」という
シリーズを昨年6月に発売。これまでに3シリーズ計120種類のスタンプをデザインした。
ラインユーザーの友人からは「こんなこともやるの?」と驚かれたという。売り上げは多い月で
1万円を超える。「スタンプを作っていると、さらに面白いものができそうと思える。
本業の合間を縫いながら続けていきたい」と語る。
スタンプ制作に喜びを見いだすシニアは多く、62歳の女性は「自分の生きた証というか、
何か形を残したかった」としている。
■ユーザー6人に1人が50歳以上
ラインによると、昨年7月に2078人を対象に実施した調査では、利用者の約6人に1人
(16・3%)が50歳以上だった。60歳以上でも「毎日利用する」というユーザーが約4割を
占めており、シニア層への浸透度は高い。
一方、クリエーターが制作したスタンプのうち、40・8%が売り上げ1万円を突破(昨年11月時点)。
上位100位までのスタンプの平均売り上げは累計1300万円だった(昨年5月~11月)。
上位1000位でも同270万円に達するという。
本日の担当:御殿場店 田邉 (産経新聞より)
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09:11
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2015年04月07日
ダンスやライブに歓声 沼津仲見世に「ランウェイ」
沼津市の沼津仲見世商店街で5日、商店街に敷かれた長さ約100メートルの
レッドカーペットの上で多彩なパフォーマンスが繰り広げられる「仲見世ランウェイ」が行われた。
ファッションショーでモデルが歩く花道「ランウェイ」になぞらえて名付けたイベントで、
市中心部の活性化を目的に始めて今年で3回目。16団体が出演し、ベリーダンスやよさこい、
ライブ演奏などを披露すると、見物客から歓声が上がった。
函南町の酪農王国オラッチェのヤギやヒツジも登場し、カーペットの上をゆっくりと
移動して会場を盛り上げた。
本日の担当:御殿場店 池谷 (静岡新聞)
レッドカーペットの上で多彩なパフォーマンスが繰り広げられる「仲見世ランウェイ」が行われた。
ファッションショーでモデルが歩く花道「ランウェイ」になぞらえて名付けたイベントで、
市中心部の活性化を目的に始めて今年で3回目。16団体が出演し、ベリーダンスやよさこい、
ライブ演奏などを披露すると、見物客から歓声が上がった。
函南町の酪農王国オラッチェのヤギやヒツジも登場し、カーペットの上をゆっくりと
移動して会場を盛り上げた。
本日の担当:御殿場店 池谷 (静岡新聞)
Posted by 保険カンパニー at
09:12
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2015年04月06日
東海地方で今年初の夏日
東海地方は4日、上空に南寄りの暖かい空気が入り込んだ影響で気温が上がり、
三重県亀山市で27度、岐阜県多治見市で25・8度、名古屋市で25度を観測するなど、
各地で今年初の夏日となった。名古屋での夏日は、平年より13日早い。
名古屋地方気象台によると、5日の東海地方は、前線や湿った空気が入り込む影響で
雨や曇りになる。名古屋、岐阜、津の最高気温は平年より2度ほど低い15~16度となる見込み。
本日の担当:沼津店 山崎 (中日新聞より)
三重県亀山市で27度、岐阜県多治見市で25・8度、名古屋市で25度を観測するなど、
各地で今年初の夏日となった。名古屋での夏日は、平年より13日早い。
名古屋地方気象台によると、5日の東海地方は、前線や湿った空気が入り込む影響で
雨や曇りになる。名古屋、岐阜、津の最高気温は平年より2度ほど低い15~16度となる見込み。
本日の担当:沼津店 山崎 (中日新聞より)
Posted by 保険カンパニー at
08:26
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